キューブリック監督の『博士の異常な愛情』を観て、ふと考えたこと。
(ストレンジラヴ博士→水爆→原爆→ロスアラモス→ファインマンという思考の流れ)
子供の頃に読んだ本というのは、
思っている以上に人生観に影響を与えているのかもしれないですね。
小学生の頃に気に入って何度も読んだ本。
リチャード・P・ファインマン 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
超有名な物理学者であるファインマンが書いたエッセイ。
思い返すに、この本によって、
・興味があることに取り組むべき
・常識的な行動をとる必要はない
・洒落っ気が何より大切
という刷り込みが行われた模様。
才もないのに、そういう刷り込みだけあってもなあ。
第二次世界大戦から冷戦にかけての時期の科学者の活躍については、
一度時間をとって、ゆっくり整理したいところ。
特に、『原子爆弾の誕生』は読んでみたいです。
エンリコ=フェルミの逸話は父の十八番だったので。
と思っていたら、NHKで
『SPACE RACE 宇宙へ~冷戦と二人の天才』なるドラマをやっていたことを発見。
しまった、見逃した…。
かなり無念。
『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を読んだ当初は、
なぜファインマンさんが、ヌードモデルやストリップバーでハァハァするか、
全然理解できなかったな、とちょっと遠い目になったり。