神保町の道をふらふらと歩いていると、
本屋の軒先に、「ご自由にお持ち下さい」という紙が貼られた箱。
「どれどれ」とのぞいてみると、いかにも売れ残りらしき古本が数冊。
そこから見つけてきた本。
尾関宗園 『不動心』
何と昭和49年のサイン入り。
しかも、既に絶版。
どこかでお見かけした御名前だと思ったら、
大平道代さんの『だからあなたも生き抜いて』の中で詩が引用されていたのでした。
以下、「尾関宗園和尚のWeb説法」(後述)から引用。
人生とは毎日が訓練である
わたくし自身の訓練の場である
失敗もできる訓練の場である
生きているを喜ぶ訓練の場である
今この幸せを喜ぶこともなく
いつどこで幸せになれるか
この喜びをもとに全力で進めよう
わたくし自身の将来は
今この瞬間ここにある
今ここで頑張らずにいつ頑張る
さらに記憶を遡ると、
5年ほど前、尾関和尚がいらっしゃる大仙院の枯山水庭園を見に行ったことがあったのでした。
これも一つも縁と思い、お風呂の中で熟読。
そしたら、めちゃくちゃ面白いんですよ。
「尾関宗園和尚のWeb説法」(音注意)
開いた瞬間、これほど度肝抜かされたページは初めて。
あまりの度迫力に、1人で爆笑してしまいました。