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カテゴリ:読書( 7 )

ムーミンシリーズ

ずっと前から読みたいと思っていて読めずにいた本。

『楽しいムーミン一家』
『ムーミン谷の彗星』
『ムーミン谷の仲間たち』
『ムーミン谷の夏まつり』
『ムーミンパパ海へいく』
『ムーミン谷の十一月』

近くの図書館に寄ったとき、「お持ち下さい」と書いた箱に入っていました。
まさに神の計らい。

予想外の内容で、予想以上に面白く、すっかりはまり込んでしまいました。
最近私がよく考える「人間は自己の本質にしたがって生きるしかない」というテーマによくあった本です。
ちょっとびっくりするぐらい登場人物が好き勝手やっていて、またそれが普通に許されています。
超シビア、超リアル。

中でも、『ムーミン谷の仲間たち』という短編集がオススメ。
シリーズ物ですが、別々に読んでもまったく支障ありません。

私は、本当は、こういう本を読んで、あれこれ考えているのが一番幸せな人間なんだよなあ。
生きていくってことは思い通りにいかないものだなあ。

ムーミン以外に興味を持ったことが一つ。

『ムーミン谷の彗星』を訳しておられる下村隆一さんという方について。
『楽しいムーミン一家』を訳しておられる山室静さんの解説から転載。

“下村さんは、東京大学経済学部に学んで将来を嘱望される学生だったのに、不幸にもふしぎな熱病にかかって、声もつぶれ、足もよくきかない状態になって、ついに廃学されたのでした。
それでも不屈の魂の持主の彼は、いくらか病気がよくなると、神戸在住のスウェーデン人についてスウェーデン語の学習をはじめ、ずいぶん厄介なこの言葉をついにマスターして、スウェーデンの新聞に健気な日本人として大きく報道されるにいたったのです。
その後、スウェーデンの児童文学を日本に紹介したいと言われるので、私も少しくその翻訳の出版に力をお貸ししたこともあって、一度だけ東京に出て来られたときにお逢いしました。
歩行が困難な上に、言葉もひどく明瞭でないため、妹さんが介添について来られましたが、会話は多く筆談で補わなければなりませんでした。
そんな不自由なからだにもかかわらず、下村さんは随分の頑張り屋で、またスウェーデン語がよく出来、ヤンソンさんの本を二冊訳されたほかにも、かなり多くの作を出されました。
ところが、そんな活躍の真っ最中に、昭和44年11月、杖をついてひとりで散歩に出た際に、自動車にはねとばされて不慮の死をとげられたのです。”

調べてみると、『長くつ下のピッピ』も訳されていたようで、何となく思いを馳せてしまいました。
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by milk-bisco | 2006-11-19 01:48 | 読書

不動心

神保町の道をふらふらと歩いていると、
本屋の軒先に、「ご自由にお持ち下さい」という紙が貼られた箱。
「どれどれ」とのぞいてみると、いかにも売れ残りらしき古本が数冊。

そこから見つけてきた本。

尾関宗園 『不動心』
何と昭和49年のサイン入り。
しかも、既に絶版。

どこかでお見かけした御名前だと思ったら、
大平道代さんの『だからあなたも生き抜いて』の中で詩が引用されていたのでした。

以下、「尾関宗園和尚のWeb説法」(後述)から引用。

人生とは毎日が訓練である
わたくし自身の訓練の場である
失敗もできる訓練の場である
生きているを喜ぶ訓練の場である

今この幸せを喜ぶこともなく
いつどこで幸せになれるか
この喜びをもとに全力で進めよう

わたくし自身の将来は
今この瞬間ここにある
今ここで頑張らずにいつ頑張る


さらに記憶を遡ると、
5年ほど前、尾関和尚がいらっしゃる大仙院の枯山水庭園を見に行ったことがあったのでした。

これも一つも縁と思い、お風呂の中で熟読。
そしたら、めちゃくちゃ面白いんですよ。

「尾関宗園和尚のWeb説法」(音注意)
開いた瞬間、これほど度肝抜かされたページは初めて。
あまりの度迫力に、1人で爆笑してしまいました。
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by milk-bisco | 2006-09-30 23:04 | 読書

神保町散策

用事があって神保町へ。

ついでに、三省堂の裏にある喫茶店『ミロンガヌオーバ』に寄りました。
ここは、私が敬愛してやまない武田百合子が夫武田泰淳と出逢ったお店。
(当時のお店『ランボオ』は経営不振で閉鎖、その後『ミロンガ』として復活)
前から行きたかったんですよね。

雰囲気のあるお店で、私のミーハー魂はとても満足しました。
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by milk-bisco | 2006-09-30 21:23 | 読書

心にナイフをしのばせて2

本の存在を知ったあくる日、読みました。
オアゾの丸善は、椅子完備で最高ですな。

奥野修司 『心にナイフをしのばせて』 文藝春秋

簡単なあらすじ。

・1969年春、横浜の高校で、男子生徒が、同級生に首を切り落とされ殺害された(事件の概要)。
・加害者の同級生は少年院へ。その後、社会復帰し、弁護士となったそう。
・被害者の母は事件後2年間をほとんど眠りながら暮らす(「現実に向き合いたくなかったのだろう」というのが娘さんの弁)。
 自殺未遂を図ったこともあった。
・被害者の妹は、自分より出来がよい兄が死んだことに罪悪感を抱き、「自分が死ねばよかった」と思いながら成長。
 リストカットをしていた時期もあった。
・被害者の家族は加害者の現在をまったく知らなかった。
・遺族の話では、加害者は被害者に未だ賠償金を支払っていないらしい。

事件がどれほど人の人生に影響を与えるのか、
ということを知るためには、読んでおいたほうがよい本かもしれません。

キャッチコピーでは、加害者と遺族の現在の状況の差に重点が置かれているように思えますが、
私は、遺族がどのように苦しみ、どのようにそれに耐えたかということを知るための本という印象を受けました。
正直、ここまで被害者側がほったらかしにされているとは思いませんでした。

現在、どれほど被害者側のケアが行われているかは知りませんが、
この本に書かれているときからそう変わっていないなら、もっと充実させるべきですね。

話は逸れますが。
既に、あるところでは、本の記述をもとにした特定作業が行われているようで。
このご時世、こういうノンフィクションを出すということにも色々微妙な問題がありますね。

ご質問をいただいたので、追記。

750万円の損害賠償が認められたのですが、実際に支払われたのは40万。
加害少年の御家族が事件をもとにヤクザ等に恐喝され財産を失ったということで支払が中断されたそう。
御遺族は加害少年が弁護士になったことを最近になるまでご存じなかったそうなのですが、
御遺族が経営なさっていた喫茶店の経営状況が悪化した際、賠償金の残額の支払を求めたところ、
「少しぐらいなら貸すよ、印鑑証明と印鑑を用意してくれ、五十万くらいなら準備できる。今は忙しいから一週間後に店に持っていくよ」
」と言われたとか。

あくまで被害者側を取材した本に書かれていたことであって、真実がどうであるかは明らかではありません。
ただ、これを真実だと思った一部の読者が義憤にかられる、ということもあるんでしょう。

こういうのは、お金の問題であって、お金の問題でないというか、
「賠償金を支払わない→謝罪の意思がない」という捉え方になってしまいがちですしね。
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by milk-bisco | 2006-09-22 16:29 | 読書

心にナイフをしのばせて

奥野 修司 心にナイフをしのばせて

こんな本が出ていたとは知らなかったです。
ぜひ読んでみたい。

ノンフィクションはどちらかの立場に肩入れしたものも多いので、
差し引いて読まなくてはいけないとは思いますが。

読んだら感想を書きます。

関係ないですけど、最近気になること。

ロッテ「ACUO」のCMが流れると気持ちが悪くなります(静止画動画)。
大げさに言っているわけじゃなくて、こういうの本当に無理なんですよ。

そもそも伊勢谷友介さんが好きじゃないっていうこともあるのですけど、
「息が臭い」ということを示したCMを流すな!と言いたい。
「息が綺麗」ということを示すCMに変えろ!と言いたい。
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by milk-bisco | 2006-09-15 18:16 | 読書

ご冗談でしょう、ファインマンさん

キューブリック監督の『博士の異常な愛情』を観て、ふと考えたこと。
(ストレンジラヴ博士→水爆→原爆→ロスアラモス→ファインマンという思考の流れ)

子供の頃に読んだ本というのは、
思っている以上に人生観に影響を与えているのかもしれないですね。

小学生の頃に気に入って何度も読んだ本。

リチャード・P・ファインマン 『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
超有名な物理学者であるファインマンが書いたエッセイ。

思い返すに、この本によって、
・興味があることに取り組むべき
・常識的な行動をとる必要はない
・洒落っ気が何より大切
という刷り込みが行われた模様。

才もないのに、そういう刷り込みだけあってもなあ。

第二次世界大戦から冷戦にかけての時期の科学者の活躍については、
一度時間をとって、ゆっくり整理したいところ。

特に、『原子爆弾の誕生』は読んでみたいです。
エンリコ=フェルミの逸話は父の十八番だったので。

と思っていたら、NHKで『SPACE RACE 宇宙へ~冷戦と二人の天才』なるドラマをやっていたことを発見。

しまった、見逃した…。
かなり無念。

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』を読んだ当初は、
なぜファインマンさんが、ヌードモデルやストリップバーでハァハァするか、
全然理解できなかったな、とちょっと遠い目になったり。
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by milk-bisco | 2006-08-16 04:23 | 読書

追悼2

勝手に追悼シリーズその2。
本来は、その2は米原万里さんだったのですが、順番を入れ替えて。

吉村昭さん。
2006年7月31日午前2時38分、膵臓がんによりご逝去。79歳。

新聞で訃報を知って、思わず声を上げてしまいました。

初めて読んだのは、思春期真っ只中の高1のころ。
若者の集団自殺をテーマにした『星への旅』は、随分と印象に残りました。
(特に、死んだ少女が標本とされていく過程を描いた『少女架刑』『透明標本』は、息を詰めて読みました)

その後、いくつか読んだ作品の中では、
『戦艦武蔵』、『漂流』、『破獄』がよかったです。
(『漂流』のアホウドリが美味しそうでねえ…、しょっちゅうお風呂の中で読んでました)

綿密な調査から生まれる説得力。
感情に流されず淡々と筆を進める誠実さ。

こう…。
盛り上げというか、はったりというか、そういうものが欠けていた分、
時々、教科書を読んでいるような気分になったこともありますが、
筋書きそのものが持つ力強さ、骨太さという点では、ぴか一だったと思います。

まさに「職人」でした。

多作なので、未読の作品はまだたくさん。
どれを買っても、そんなにはずれはないという安心感があります。

まあ、ぼちぼち読んでいこうかな。
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by milk-bisco | 2006-08-02 15:05 | 読書

大したこと書いていない、単なる日記です(・c_・`) 。 馴れ合いに至らないコメント、大歓迎です。
by milk-bisco
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